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合田雅人の不動産言いたい放題
ドロボウたちから究極に安全な家とは?

 数年前、ロス・アンジェルスを訪ねたときのこと。かの地で長く暮らす友人に郊外の住宅地を案内してもらった。どこまでも青い空の下、さんさんと降りそそぐ太陽の光を浴びて建ち並ぶのは、古き佳きアメリカのホームドラマに出てきそうな家。青々とした芝生がゆったりと続く庭には、板塀のような無粋なものはない。生け垣が低く植えられているだけで開放感に満ちあふれ、とても気持ちよさそうだ。
 「さすがオープンなアメリカ人、家づくりにもお国柄があふれているな」と感心し、その思いを友人に伝えると、彼はひょいと肩をすくめて首を横に振り、こともなげにいった。「強盗に押し入られても、垣根が低ければ逃げられるかもしれないだろう」 。

 そして現在の日本。新聞やテレビで、毎日のように強盗事件のニュースを目にするようになった。それもたいへん痛ましいものだ。家に関わる仕事をする者として、なんともやるせない気分になる。
 先日も東京で、資産家の方のお宅に強盗が入り、その方が犠牲になるという事件があった。新聞記事によると、犠牲となった方は賊たちに抵抗したが故に、かけがえのない命を失う破目になったという。

 犯罪先進国のアメリカでは、賊に歯向うことはすなわち「死」を意味するという。銃を突きつけられれば両手を挙げるか、地に伏せるか、それとも先にご紹介した友人の言葉のようにスキを突いて逃げるか。少しでも抵抗するような素振りを見せると、たちまちズドンだ。
 日本人の感覚としてはどうだろう? もし家に賊が押し入り、銃や刃物を突きつけられたらアナタは素直に両手を挙げられるだろうか? 家族を守るためにも、「やれるものならやってみろ」と賊に立ち向かっていくのではないか? 人よりほんの少し血の気が多い私なら、確実にそうするだろう。
 昔であれば、賊たちにも一寸の魂が残っており、金や物を奪っても命を奪うまではしなかったと思う(もちろん、賊たちの行いを認めているわけではない。念のため)。ところが今では、そんな情はどこかに消え失せてしまったようだ。

 つくづく、恐ろしい世の中になったと思う。犯罪は凶悪化(欧米化といえば語弊があろうか)と多様化の一途をたどり、刑法犯の検挙率もここ数年、大幅に落ちてきているという。空気と安全はタダ。そううたわれた時代は、もうはるかいにしえのことだ。

 しかし、ただ嘆いてばかりいても仕方がない。これからは安全を自らの手で勝ち得なければならない時代なのだ。意識を変えて、知恵を絞り、必要であれば金をかけて自衛に努めなければならない。
 そして我々はお客様の安らかな暮らしのために、防犯性能を今以上に重視して住まいづくりに取り組む必要がある。大手住宅メーカーからは賊が入りにくいように工夫がこらされた家が売り出され、人気を呼んでいるという。
 そこで閃いた。賊が入りにくい家がどんなものか、一番よく知っているのは本人たちだ。では彼らと一緒に仕事をすれば、とてつもなく安全な家がつくれるのではないだろうか。えっ、なにをバカなことをいっているのかって? さよう、これはたわ言にすぎない。しかしこのまま凶悪な強盗犯罪が増えれば、数年後にはもしかすると、そんなコラボレーションが現実のものとなっているかもしれない。

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